KANIMANIの壁
今日は朝から起きて10時から壁ペイント。
こんなに早起きをして望むなんてその意気込みがわかる(と自分で言ってみる。
今日のところは奥の部屋の壁。
南東である。
南東といえばもちろん緑。
やはりここは重要な方角というので気合いを入れて望む。
KANIMANIカニマニとはエジプト語でバターとハチミツ。
ここのカフェを知ったのは写真家のなおこさんのおかげであり、
なおこさんと僕は同じ通りに以前住んでいた。
18番に住んでいた僕と78番に住んでいたなおこさん。
元々知っていた訳でなくある偶然が二人を結びつけた。
Verbindungとはドイツ語でつながり
ドイツの数字の「7」書き方は日本人にとってはわかりにくく、
良く間違え、間違えられる、(日本からの手紙。)
例に漏れずなおこさんの友人からのハガキが18だと勘違いされ家にやってきた。
あれは2年程前。
間違いの配達なのに宛先の名前が日本人とゆわれたらこの小さいベルリンの日本人社会、
持って行くしかないのでわ。
ということで持って行きましたよ。
そしてハガキを渡し、まぁご近所でしかも日本人ということで知り合いになったわけで。
当時なおこさんはあまり日本人の友達がいないということで、
近所のカフェに行ったり、ミュージシャン仲間の写真を撮ったりしてたらしい、
そのよく行っていたカフェがKANIMANIという訳でありますよ。
ちなみになおこさんは流暢にドイツ語を話せるので日本人の友達がいないというよりも
わざわざ作る必要はあまりなかったというほうが正しく。
現在は日本にいるけど、たまにベルリンに帰ってくる時にも友達が多くてあんまり合って
くれないほど友達がいる。
そんなことでchuuuやなおこさんの参加したベルリンでの
一発目のグループ展のタイトルはVerbindungドイツ語でつながりとなったわけだ。